喫煙|アルツハイマーを正しく理解しよう

喫煙

アルツハイマー型認知症については、そのさまざまな症状と共に、その危険因子についても急速に研究が進められています。現在、生活習慣上の危険因子として、食習慣や運動習慣、および知的生活習慣が注目されています。その他、議論になっていることに喫煙があります。
喫煙は、アルツハイマー型認知症の発症の危険性を高めるといわれます。自らタバコを吸うことを能動喫煙といいますが、この能動喫煙だけではなく、非喫煙者、つまり受動喫煙、であってもタバコから出る有毒物質の影響を受け、アルツハイマー型認知症の発症率が高まるといわれるのです。
喫 煙に関してはさまざまな議論がおこなわれています。喫煙がアルツハイマー型認知症の発症の危険因子となるか否かについては、これまでも論議されてきまし た。たとえば、喫煙を含め、ニコチンの摂取がニコチン性アセチルコリン受容体からドパミン神経系に作用し、アルツハイマー型認知症の発症を減少させるとい う説もありました。しかしその後、この説を主張していた研究の団体が実は、たばこ産業から資金援助を受けていたことが明らかになったのです。そもそも、喫 煙は、他の疾病の発症の危険性を高めることから、現在では否定されています。
実際、疫学研究からは、喫煙によってアルツハイマー型認知症の発症のリスクが1.79倍にあがるという結果さえ得られているのです。
また、受動喫煙についても、アルツハイマー型認知症の発症リスクが上昇するという調査結果が発表されています。

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